2020

Hashimoto

これでできるSPF塗装
初心者向け
ステインの塗り方

ステインとは木材を”染色”するための塗料です。 ワトコオイルやブライワックスなどは”保護”塗料で、ステインには”保護”機能はありません。 SPFはステインで染色すると濃く染まるので、思い通りに染色したいならステインを使うのがおすすめです。 ただステインは難易度が高く、僕はつくった家具をムラだらけの汚物にした経験から、最低限の塗り方を書いていこうと思います。

今回はオイルステインや水性ステインの塗り方を説明します。 オイルステインのほうが安いので、僕はオイルステインを使うことが多いです。 ステインは多くついたところはそこだけ濃くなり、もしポタポタと垂れてしまったら、そこだけシミになります。 狭い面積だと簡単なので、すこし難しい天板を例に説明します。

油性をつかう場合は、手が荒れるのでゴム手を履きましょう。 ボロ布(ウエス)にステインを染み込ませます。 ステインは薄めないで使います。 テーブルの端から端まで塗った時に、途中でかすれずに塗れるように十分に染み込ませます。

端から端に、木目に沿ってまっすぐに布を動かします。 もし多く塗ってしまったところや垂れてしまったところは、すぐにゴシゴシこすって、浸透する前になじませます。 こする時も必ず木目に沿ってこすってください。

端までいったら、今度は反対側から同じように布を動かします。 地道ですがこれを繰り返しながら塗っていきます。 うまく塗ってもムラは出ますが、木目に沿って塗ることで、木目と同化して、ムラがわかりづらくなります。 1回目を全体に塗ったら、2回目を塗っていきます。 僕は最低2回塗ることが多いです。 2回塗っても薄い場合は3回目を塗ります。 ステインは結構な量をつかいます。

色は、ウォルナットなど複数の色を混ぜて調色してつかいます。 赤が強いか黄色が強いかという具合で調整するので最低3色あると便利です。 たとえば、オレンジに色を近づけたい場合は、黄色が入っているステインを多めにします。 メーカーごとにどの色がどの製品なのかは違うと思うので、少し慣れが必要で、失敗覚悟で試してみるのがおすすめです。

国内だと、和信やニッペなどいろいろなメーカーからステインが出ています。 SPFなどの針葉樹林は特に塗装に悩む木材なので、実験しながら経験していくのが大事だと思いました。 SPFのカラーチャートも"無垢材SPFのカラーチャート"で書いていますので参考にしてみてください。

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